原石の未来

クレールウインドオーケストラ第20回記念定期演奏会
曲目紹介に代えて その1
―本日は、九麗流藩よりスペシャルゲストをお招きしております。それでは、どうぞ!
「一曲目は“原石の未来”じゃな。」
「左様ですな。原石といえば、古より権力者の下で採掘され、宝石や装飾品として多くのものが世に送り出されております。」
「うむ。わが藩にも色々と収蔵されておるぞ。」
「そういえば、姫様のかんざしにも何か付けられておりますな。」
「これは父上から贈られた物でな。何でも金剛石を用いた代物との事じゃ。」
「おお、殿の贈り物ですか。流石に目の付け所が違いますな。」
「金剛石といえば、その硬さゆえに何者も傷を付けることができぬ。父上の話からすると、お守りということのようじゃ。」
「砕けぬ意思、ということですな。しかし、姫様のようなお方であれば特に心配など要らぬものかと…」
「達よ、妾とて一応女子である…それなりに憂いもあるのじゃぞ。」
「失礼いたしました、姫様。それでは、次に参りましょう。」
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by isseiy2k | 2017-06-09 17:48 | 演奏会 | Comments(0)